日本は、破滅への道を突き進むことになるのか



道路公団の廃止・民営化や医療制度改革は、予想通り「骨抜き、玉虫色」の決着となったが、今度は関西国際空港の二期工事を巡って、「政・官・業」の魑魅魍魎が暗躍しているらしい。公共事業の予算カットを強く主張している、塩川正十郎財務大臣は選挙区が大阪のため、二期工事の予算は大盤振る舞いするそうだ。全く、言ってることとやってることが違いすぎるよ。

あと、政治に限らず日本人は一般的に、物事を先送りする悪い「癖」がある。銀行の不良債権問題を見れば、一目瞭然である。そして、今回の「雅子様、内親王ご出産」に伴う「女帝容認論」つまり、皇室典範の改正論議もそうである。せっかく、改正論議が出てきたのに、「特別、差し迫った問題ではない。」とか「内親王ご出産早々、失礼だ。」などの声で、沈静化してしまったのである。差し迫った問題ではないと言うが、では差し迫らないと何もしないということなのか。問題の先送りが、現在の日本の閉塞感・不況の重篤化を招いているというのに。失礼か失礼でないか、ということについても、ではいつ議論すれば失礼にならないのか。「差し迫った」ときにあれこれいうことの方が失礼ではないのか。

つづく・・・
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夜明け

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